空気

2002年6月21日
昼間、どうしても会いたくなって、連絡を取ってしまった。「仲の良い友人であるわたし」に、快くあの人はOKをくれて、お夕飯を一緒に食べることになった。
疲れていたせいもあったのだけれど、わたしはあまりしゃべらなかった。
黙って、微笑みながらあの人をずっと見ていた。
いつもとはうってかわって言葉数の少ないわたしに「どうしたの」とあの人は問いかけてきて、そのたびにわたしは「今日はモードが違うから」と答えていた。
今日は、ただ単に、あの人の顔が見たかっただけだ。あの人の顔を見て、その空気に触れて、それだけで満足だった。
あとそれから、ほんの数分だけれど、手もつなげた。嬉しかった。

スキンシップを取るのが好きな人と、そうでない人がいて、わたしは前者で、友人もそういう人が多い。だから、それに慣れてしまっているせいか、そうでない人の場合、どうしたらいいのか困ってしまう。触れられる雰囲気を、相手が持っているかどうかは大体わかるので、どうやったらわたしの「好き(広義)」という気持ちが伝わるかしら、と思ってしまう。
特に大切な友人だけに、どうしていいかわからなくて、その欲求がつのるあまりに、こんな風に恋愛に似た感情を持ってしまうのかもしれないけれど。
実はまだ、そこらへんの境界が、自分でもよくわかっていないのだ。

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